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2004.01.27

『Shall We ダンス?』

先日TVでやっていた『Shall We ダンス?』を見たので感想など。

(ネタバレ注意報発令中!!!)

前から見たかったので、たまたまTVをつけたら始まるところでラッキー(笑)
主人公の役所広司が非常にいいです。ダンス教室のおばさん先生もいいです(名前失念)教室の仲間の引っ越しセンタのおやじ(笑)もいいです。マドンナ役の先生も、最初はどうなることかと思ったけどいいです。
一番いいのが脚本だなぁ。

思うに、この映画が表現したかったのは「いくつもある壁をどれだけ突破できるか」なんではないだろうか?

例えば、初めのシーンで、主人公がダンス教室の窓辺で物憂げにしているマドンナ先生を見初めて電車を降りるのも、ダンス教室への階段を上がるのも、最初のステップを学ぶのも、ダンスパーティに行くのも。何もかもが、壁のように立ちはだかる「何か」に対する行動なんですね。
主人公の妻が、夫の行動に疑問を持ち探偵に調査を依頼するのもそう。
教室仲間の太った男がおばちゃんに気持ち悪いといわれてから立ち直るのもそう。
そのおばちゃんが主人公や竹中直人とともに競技会に出るために奮闘するのもそう。
そして、マドンナ先生が自分自身の過去が作り上げた壁を突き崩すことが出来たのも。
もちろん、自分一人で成し遂げられることは少ないかも知れない。
(この点、社交ダンスという題材はまさにうってつけですね)

壁を突破する、という点については、だいたいの映画がそうだよと言ってしまうとその通りかも。でも、これだけてんこ盛りになっているものは(僕は)あまり見たことがない。(それ以前に、僕は映画自体をたくさん見てはいないので)

物語も山あり谷ありで、2時間があっという間に過ぎた。
最後のダンスの相手は、当然のごとく予想通り。そう言う意味ではハッピーなのだが、実はその二人の踊りが、あとから踊り出すたくさんのペアの中に埋もれていくところに、「たくさんの中に埋没している物語」を象徴しているようで悲しい。結局はおとぎ話のよう。

アメリカでリメイクするそうだ。日本映画もやるじゃないか。

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