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2004.03.12

ヤン・ウルリヒの五輪

朝日新聞 朝刊スポーツ面に、「アスリート神話」という連載(?)があり、今日12日のコラムは、ヤン・ウルリヒが取り上げられている。(ヘルムート・シェルツァー記者による) (asahi.comには見つからず)

昨年のツール・ド・フランスで、5連覇を成し遂げたランス・アームストロングに続き、惜しくも総合2位となった男である。
最後の個人タイムトライアルで、限界を超えた走りをし、悪天候の中転倒してしまった姿をTVで見て、胸が締め付けられるような感じを覚えた。

「僕がどこまで落ちていたか。それを知っているのは僕だけだ」、と冒頭にある。

僕自身は、自転車競技には興味が無く、昨年のツールを見て非常に驚いたくらい(汗)
TVで見る分には、美しく、不可思議で、力強い。
ランス・アームストロングの名前は知っていたのだが、実際のところヤン・ウルリヒは直前になってから雑誌の記事を読んで頭に入れたようなもの。僕が乗る自転車のメーカである「ビアンキ」のチームに属している彼のほうに、5連覇をかけるアームストロングより応援していた。

さて、冒頭の言葉。
具体的になにがあったのか、コラムの中ではつっこんだ内容までは明らかになっていない。
つい最近、マルコ・パンターニが亡くなったが、いろいろな記事によると、ウルリヒよりもひどい状況にあったらしい。
共に自転車競技をおこなう者の明暗を思うと、何を表したらいいのか分からない。
おそらく、この冒頭の言葉に代表されるような孤独感が、大なり小なりついて回るのだろう。強くなればなるほど深まっていくのだろうか。再び立ち上がることが出来た者と屈し続けている者の差は、ほんの少ししか無いはずだ。

ヤン・ウルリヒが前回の五輪の個人ロードレースで金メダルを獲得した、とのこと。
これまた全然知りませんでした。TVでやってたかなぁ。あんまりTV中継や結果を見なかったからなぁ。
ツール・ド・フランスに出場したあと、続いて五輪にも出場するようだ。

コラムの最後は
「ウルリヒに、余裕がある」
で締めくくられている。

なんだか、そんな安易な言葉を最後に持ってきてもらいたくない気もするのだ。

でも、僕はその日が来るのを楽しみに待っている。ただ、それだけ。

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