景観を壊す
梅の名所、偕楽園の園内に初めて足を踏み入れて、どれくらい見事なものを見ることができるのかと期待していたのだが・・・。
花にはまだ少し早かったこともあり、観光客の数の割には寂しく感じる園内。
寒さは厳しく、先日降った雪も割と残っていたのだが、この様子を見て驚いたと同時にガックリときた。

広い芝生の中、所々に立っている雪だるま。
なんだこれ?
そりゃ、雪が降れば雪だるまぐらい作りたいのは分かる。
だけど、作るのならば、自分の家の前でやってくれ。
梅林の中、雪が解け残っている場所はとても趣があって、時々刻々と変化していく(消えてゆく)雪の質感と、開いている花やこれから開こうとしている蕾のコントラストが美しい。
しかし、積もった雪が無惨にも足跡で蹴散らされ、脈絡もなく立つ雪だるまは不気味。
これが積もったままの雪であれば、誰もが息を止めるほどの景観になるのではないか。
道路脇の雪と違い、土埃で黒く汚くなってしまうおそれが少なく、雪と芝生のまだら模様があったとしても、自然の造形として面白いではないか。
正直言って、この場面を見ただけで、(今日の)偕楽園がつまらなくなってしまったのだ。

枯れ芝の混ざった雪だるまは、それ自体が存在する意義を持っていない。
この場所で、溶ける運命ならば、最初から形になる必要などなかったのだ。
多くの人が訪れる場所の、景観を考えない行動。
たぶん、子供の仕業なのだろうけど、それを止めない大人の仕業なのだ。
おそらく数日中には、こんな戯言は何の関係もないものになってしまうのだろうけど、なんだか今言わずにおれない。

今日、もっとも賑わっていた梅の木。
青空に、淡いピンク色が映える。
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コメント
なんか、すごく分かる気がします。
それと、一つ前のエントリーにも有りますが、結構観光化し過ぎちゃってる雰囲気で、庭園だけ見てたら、きれいなんでしょうけど、回りの俗物がいやですね。死ぬ前に一回は行って見たいとも思ったりしてましたが。
投稿: kazu | 2005.02.27 00:06
確かに、写真を見ると、不気味な姿ですね。
Primera
投稿: Primera | 2005.02.27 00:36
■kazuさん
書かなかったですが、園内(梅林の中に)には何軒ものかしましい土産物屋があり、それはそれは俗な感じがしました。侘びた茶店なんかだったら味があるんでしょうけどね。
さすがに花の時期を外してしまうと行く気自体が起きなくなりますので、近いうちにもう一度行ってみようと思います。
雪が降らなければ(笑)
■Primeraさん
歴史ある街に高層ビルを建てたり、貴重な建築物を台無しにしたりするのは注目度も高いでしょうから批判が出てくると思います。でも、こういう場面はすぐに無くなってしまうし、みんな浮かれているから(観光客は大なり小なり浮かれてます)、細かいことまで気が回らないのでしょう。
ただ、こういう小さいことの繰り返しが大きなことのタネになったりして・・・。
投稿: みそがい | 2005.02.28 00:20
うむむむ・・・(絶句)_| ̄|○
投稿: れいるどっぐ | 2005.03.04 13:59
まさに、 orz... という感じです(笑)
投稿: みそがい | 2005.03.05 11:57