自転車日誌 12走
本日の走行結果
ルート: 自宅-常陸太田-大和田-自宅
距離: 50.69km
平均速度: 24.8km/h
昨日は曇り空、今日は雨が降るということで、元地元の桜祭りや東京の桜見物には行かず。そのかわり、今日はちょっと自転車で、雨が降り出すまで走ろうか、と思った。
そしたらどうだ。こちらは朝から晴れているではないか。洗濯はしなけりゃならないので、今更車で出かけるわけにも行かず。なんだよ、しっかりしろ天気予報。
愚痴はおいておいて。
手近なコースとして、前にも行った常陸太田に。国道は使わず、6号線と349号の間の県道を走る。
風がけっこう強く吹いていて、あおられたりしてフラフラするのだが、幸い交通量が少ないので助かる(汗)
今日、常陸太田を選んだのは目的があって、日立電鉄の廃線後の写真を撮るため。
まずは日立電鉄終点の駅である常北太田駅すぐ前の踏切。
線路を横切るようにロープが張られ、看板が立てられている。
よく見ると、踏切部分の線路の溝が、アスファルトで埋められている。つまり、ロープを取り去っても車両がこの駅を出ることができないのである。
奥に見える赤い車両の、その奥には線路はない。
つまり、車両は置き去りにされているのだ。
なんとも悲しい状況。
実は、この踏切にあった遮断機は取り外されており、今までとは逆に道路を塞ぐものは何もない。でも、通り過ぎる車は、既に踏切が機能していた頃と同じように線路の手前で一旦停止するのだ。
人は、形と記憶で生きている。
これは終点から二つめの駅、常陸岡田駅から川中子方面を。
2つあるホームへと分岐する転轍機の先に、通せんぼをするロープやフェンス。
赤い電車は走ることなく、線路は主役から、その他大勢よりも低い役割へ。
常陸岡田駅は無人駅であるが、廃線になることを示している文書はどこにも掲げられていない。ホームの壁にはそれと思われる張り紙があったが、ホームへの通路はロープで塞がれており確認することができない。
既に運行することはなくても、信号機は赤い光を放ったままになっている。
線路は続くよどこまでも。
電車は走らずとも。
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