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2005.08.15

8/14特許の日・製品開発にとって特許とは

まがりなりにも製品を開発することを仕事としているわけで、実際に形になって世に出る、そして買っていただくということは非常に嬉しいものである。

ところが、競合する他社の製品もあるので、差別化や低コスト化など、独自の技術、あるいは差のつくポイントが重要だ。それが製品の性能や表面上の差別化につながらなくてもである。

昨日は「特許の日」

日本が技術立国であるためには、他国の追随を許さぬための高い技術レベルを保っている必要がある。
また、個々の企業においては、自らの技術を高めるだけでなく、競合他社に対するアドバンテージを保つようにしなければならない。
そのために必要なものが知的財産権。自分の仕事にとっては特許である。

実は休みにもかかわらず、特許ネタをいくつか抱え、ポチポチとキーを叩いているのである。
あっしは、特許は会社で書くものだと思っている。なにせ仕事のうちだからだ。自分の関わる製品を特許で守るため、ひいては会社の利益になるよう(あるいは不利益にならないよう)にするものであるから、当然会社の仕事である。家で書いても金にはならない(笑)

ところが、現在関わっている製品は、その時間がなかなかとれず、とはいえ、実験の合間や、はんだごてを握っていないちょっとした時間には、ネタを練ったりキーを叩いたりしてるのだが、製品の発表や発売の時期がどんどん迫ってきているのである。

特許はその性質上、未公開のうちに出願するのが原則である。
製品を売り出してから、それに使っている特許を出願したって遅すぎるのだ。

と、焦っているのであるが、どうもそういう風に思っているのはどうもあっしだけらしい。
開発しているグループのみんなは、製品を仕上げることに一所懸命で、特許執筆の優先順位はだいぶ低そうだ。というよりも軽視しているのでは、とも思う。
遅滞なく製品を発売することが、もっとも大事な目標であることは確かだが、目の前の仕事がすべてになる前に、すべきことがある。

発表、発売時期が迫ってから焦ってもしようがないが、そうなるまでにたくさんの時間があったはずだ。

パテントでノーガード戦法は通用しない。
他社からの申し立てで、(過去の特許について)あれこれと対応、対策するなど、困ったことが起きているにもかかわらず、現在、未来への対応をとらないというのは、企業としての根幹を揺るがせかねない問題である。

青色発光ダイオードの例をひくまでもないが、特許ひとつで(実際には複数の特許かもしれないけど)会社の利益が大きく左右され、巨大な市場を握れる可能性だってある。もちろん、逆だってある。
心配しているのは、この「逆」のパターンだ。

いらぬ心配を避ける方法は、携わる人々が常に製品の技術と特徴を把握して、特許を漏れなく出し続けることだけである。

特許公報を見るたびに、何だか背筋に冷たいものが走るのは、あっしだけなのだろうか。
この気持ちが伝わらないのがもどかしい。

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コメント

知的所有権は、これから日本が生きていくためには、必要不可欠ですね。

でも、特許に結びつく仕事をなさっているとは、うらやましい限りです。

Primera

投稿: Primera | 2005.08.15 02:09

毎度です。
あっしがわざわざ言うまでもなく、技術とその権利化は重要ですね。
プロジェクトXじゃないですが、開発物語だけじゃ成り立たないんです。

特許を出願すると、当然のことながら公に名前が出るんです。ライバル会社の人の名前なんかも、当人のことは知らなくても、知ったような感覚になってしまうところが面白いですね。

投稿: みそがい | 2005.08.16 00:16

なるほど、やはりライバル会社の動向もきっちりチェックするのですね。

Primera

投稿: Primera | 2005.08.17 23:32

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