『書の至宝』 をみる
書道なんて高校の授業以来、何の関係もない生活。
でも、なんだか惹かれるのだ。
特に、漢字。
隷書、しびれるよな(笑)
たまたま、国立博物館で『書の至宝 日本と中国』という特別展示があることを知り、朝も早よから車で出かける。(車は実家近くにおいて、そこからは電車でしたが)

国立博物館には初めて入館。
時間があまりとれなかったので、会場となっていた平成館のみ足を踏み入れたが、重厚な雰囲気。
午前中にもかかわらず、最初の展示物の前から人が詰まっていて、落ち着いて見ることができない。
甲骨文字、鼎、から始まり、中国や日本のの有名な書家による書が沢山展示されている。
すべてを端から端まで目に焼き付けたわけではないが、緻密さ、勢い、力強さ、流麗、素朴、などなど。あたりまえであるが、どれもこれも見所がいっぱい。
見所といえば、墨で表現される字だけでなく、紙にも注目。
色や模様がついていたり、雲母の粉が光の加減で浮き上がって見えたりと。特に日本の紙は素晴らしい。これだけでも十分。
もともと漢字を見に行ったようなものなのだが、「かな」の見事さにも驚いた。
漢字、かな。
趣の異なる字を使いこなすことができる国で良かったなと、あらためて感じた。
なんだかこみ上げてくるものがありました。
実は、展示品を見ている途中で、つくづく「ワープロ文書」が文化を壊しているんだなぁ、という思いが浮かんできた。「字を書く」ことの意味というか、思考と手先が神経で直結したような感覚から、どんどん遠ざかっている気がする。ワープロの、固定された書体が、生きている思考を殺した状態で保存する、ことに他ならないのではと。
鉛筆でも、筆でも、手が書き出す文字には、やはり魂が宿っていると思えてならない。

ところで、今日は上記のサイトから割り引き券を印刷していったので、100円割引されました。
これから行く人は、プリントしていくといいですよ。ひとり1枚が有効だそうなので、人数分を忘れずに。
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