ハチの巣と思い出した歌
昨日のこと。
アパートの玄関を出ようとすると、耳元でブーンという音が。
首をすくめて小走りで玄関から離れて振り向くと、扉のすぐ上の配管に小さなハチの巣がぶら下がっていて、一匹のハチがそれを守るように留まっていた。
スズメバチほど大きくはないけどミツバチよりは遙かにでかい。
刺激しないようにロードバイクを玄関から引き出し、鍵を閉めて走り出したものの、帰ってきたらどうするかが頭を離れなかった。
結局、夕方のスーパーに寄って殺虫剤を買った。
実は、ひと月ほど前、部屋の中でハチと鉢合わせしたことがある。
これも確か週末のことだったが、トイレに入り小用を足していると跳ね上げたフタの影からハチの姿が現れた。
うっ、と思い気合いで小便を止めて後ずさりしながら出てドアを閉めた。殺虫剤を片手に、ドアをほんの少しだけ開けて30秒くらい噴射し続け素早く閉め、10分ほど待機。
再びドアを開けると、便器のすぐ横にハチが横たわっていた。けっこうでかい。
二つの紙コップを合わせる感じでハチを閉じこめ、そのままゴミ箱へ。
たぶん、そのときのハチと今回のハチは関係があるのだろう。
玄関の鍵を外す前に、買ったばかりのの殺虫剤をハチの巣に向かって発射。そのときハチはやはり巣を守っていた。また30秒くらい。
殺虫剤の霧が晴れると、ハチはフラフラとして巣から落ちそうになるが、最後にはどこかへ飛んでいってしまった。
すかさず、鍵を外して、箒を取り出し、ぶら下がっているハチの巣をはたき落とそうとした。でも、けっこう強力にくっついていて、ブラブラするもののなかなか取れない。結局、箒の固い部分で力ずくで千切った感じになった。
地面に落ちた巣は形を保っていた。
箒でなるべく遠くへ放り出そうとしたら、巣からポロポロとクリーム色の幼虫が。
あっ、と思ったものの、仕方がない。両方を玄関から離れたところへと掃き出した。
そのとき、ずっと前に聴いた歌が突然頭に浮かんできた。
「いつか冷たい雨が」(イルカ)
もう20数年以上前。
自分でアルバムを買うようになってから、早い時期に集めたものの中の1曲。
内容は、簡単に言えば、人間以外の命も大切、というもの。歌詞はわかりやすい言葉が並んでいるものの、実際には人間の業とか、輪廻感とか、そう簡単に割り切ることができないことだらけ。この曲からいくつも派生する歌ができてもおかしくないくらいだ。
トイレの中で息絶えたハチ。
巣から離れていってしまった親のハチと、地面に放り出されてしまった幼虫。
あっしは自分を守るためにしたのだが、そこまでする必要があったのか。あるいは他に方法があったのか。
ハチだからそう思うのか。ゴキブリだったらどうなのだ。
昔見たアニメの影響だろうか(笑)
まぁ、こんなことまで考えなければ、何も思うことはないのだ。
考えても、どうしようもないことかもしれないけど。
他にも、どうしようもないことはたくさんあって、半分目を閉じて生きているのにな(汗)
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コメント
こんばんは~お久しぶりです。
イルカさんはいくつになってもお変わりなく可愛らしいですね。
ところで蜂は多分アシナガ蜂ですね。どんな所にも巣を作りますよ。殺生はしたくないけど蜂は刺されますと大変ですから仕方無いです。私は蜂のアレルギーがあるので今度刺されますと命の危険があるです。今までに覚えている限りで4回刺されて4回目には蕁麻疹が出て点滴でした。人間も弱いものです。
投稿: グーグー | 2006.06.15 19:26
どうもです。
最近は、というか20年以上アルバムは買っていませんが、未だに何曲かは鼻歌で出てきます(笑)
ところで、ハチはその後姿を現しません。どこかで新しい巣を作っているのかも。
あっしは刺されたことはありませんけど、推理小説のネタにもなるくらいですから、それだけ大変な影響があるんでしょうね。
そういうこともあって、羽音には敏感になってます。
くれぐれもご注意を。
投稿: みそがい | 2006.06.16 23:40