「大鉄道博覧会」
朔日の土曜日に両国の江戸東京博物館で開催されている「大鉄道博覧会 昭和への旅は列車に乗って」を見てきた。

あっしは鉄ちゃんというほどのものではないが、こういう催し物は見たいのだ。
江戸東京博物館には何度か来ているが、いずれもこういった企画展ばかり。実は常設展を見たことが無い(笑)
さて、いつも気になるのが「撮影可/不可」のどちらか、ということなのだが、今回は撮影可、ただし(ごく一部を除き)ストロボ禁止。とはいえ、そこかしこでフラッシュが焚かれていた。女性の場内監視員がいるものの注意する様子はなかった。
場内には小型の蒸気機関車が2台、修学旅行列車の座席、寝台車の再現セット、など、小さいながらも数多くの展示物が並んでいた。もちろん大小の模型もたくさん。見たことあるような・・・、と思ったものは今はなき交通博物館からのレンタル品だったりする。
その中で、あっしが一番気に入ったのがこれ。

木製の椅子と、各種のカンバン。
この一角だけが、あっしの記憶の中にある駅のホームとシンクロ率が高い。
しばらく立ち止まる。
見回すと、夏休みの最後とあって子供の姿も多いが、真剣にカメラを向けているのは大人ばかり。カメラを持っていなくても、食い入るように見つめているのも大人ばかり。
「昭和への旅は」と銘打っているだけあって、現在主力の車両は見かけない。
あっしは常磐線沿線に住んでいたので、古い記憶では茶色い国電と緑色の国電が上野駅の常磐線ホームで並んでいた(?)ことや、まだスハ43あたりが走っていたことくらい。それが具体的にいつかまでは覚えていないが、今回の催しでは、そういう雰囲気が十分に出ていたと思う。

変なもの(笑)としては、保守用の軌道自転車なんてのもありました。
シーソーになったバーを上下させて線路を走っていく、なんて場面を映画なんかで見て、いいなぁ~なんて思ったのは遠い昔。こういうものもあったんですね。走ってみたいなぁ。
細かい解説文などはじっくりとは読まなかったので、展示物を一通り見回ったら1時間ほど。思ったよりもあっという間。少々物足りなくもあった。
ミュージアムショップでは図録と、なぜかおいてあった銚子電鉄のぬれ煎餅を買う。
ホントは、いろいろと小物を買いたかったんですけど、歯止めが利かなくなりそうだったので泣く泣く後にする。
実は、秋葉原に立ち寄るたびに交通博物館跡に足をのばす。
ちょうど弁慶号があったあたりは、うねった線路がまだ残っている。近いうちにそれもなくなるのだろう。
顔であった0系新幹線も、姿を消してから大分経つ。
いつぞやは、駐車場跡に車輪が置いてあった。何かを搬出している場面に出くわしたこともある。
そして、敷地の端にある模型工房はまだ活動しているようだ。
昭和の面影は必ず消えていくものだけど、いくばくかの痕跡は意地でも残してもらいたいし、そうすべきなのだと思う。カンバン1枚、模型1台だって、仕舞い込まれてしまった記憶を引き出すきっかけになるんだし。
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