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2009.04.26

『手塚治虫展 - 未来へのメッセージ』

2009042502

天気が荒れる週末とはいえ、実家に立ち寄らなければならず。

ついでというか、こっちが本命だけど、見たかった

『手塚治虫展』 於:江戸東京博物館

に行ってきた。

まだ雨は強くなかった11時前。
時間もそうだが、天候も手伝ってか、会場はある程度ゆったりと見て回れるほどの混雑具合。
年齢層は幅広い。
小学生低学年と思われる子供らは、はたして手塚治虫と聞いて何を思うのだろう。

あっしはあっしで、会場入り口すぐにある手塚治虫のバストショットの写真を見て早くも胸が詰まってしまう。
200点あまりの展示品。
中には、実物大鉄腕アトムや、人間大のマグマ大使、ゴアなどもある。
正直、あっしは鉄腕アトム世代ではないので、かえってじっくり見ることが出来なかったりするが、マグマ大使やゴアなどはリアルタイムで見ていたので、すり切れた着ぐるみの感じや実はうつろな目玉に、あっという間に現実と当時を行ったり来たりする思いだ。

アニメのジャングル大帝のオープニングも食い入るように見る。
見ていたはずなのに、ジャングルの中の動物の動きが本当にそれらしいことに驚く。
富田勲の音楽もぴったしだ。
これだけでも一つの完成した作品と言えるのではないか。

仕事場で使っていたスチール机もあった。
使われていたペンもあった。
ペンのすぐそばには、数え切れないほどのペン先が小さな箱に詰められていた。おそらく、たくさんの墨汁を吸い、紙にはき出し、何枚もの漫画を生み出していったのだろう。

鉄腕アトムの下書き。
倒れたロボットの足下でうつむくアトム。
ラフに描かれたロボットとは対照的に、アトムの頭部は線がしっかりとしていて、さらに悲しげな眉のあたりには言いようのない憤懣を潜ませているように見える。
それだけで、背筋が痺れてしまうような感じ。


ネオ・ファウストの下書き遺稿。
写真では見た記憶があるけど、実物を見たらもうダメだ。
泣ける。
手塚治虫を、その漫画を、そこで終わりにしてしまったのは、「誰なんだ」、だ。

漫画、アニメーションに限らず、手塚治虫の手がけた仕事は数多く、とてもじゃないが一日で俯瞰できるモノではないし、狭い会場に収まるはずもない。

それにもまして、言いたかったことなんて、短時間ではきっと伝わらない。

いつか宝塚の記念館に行きたいなぁ。


ところで。
展示品の中で、漫画の原画が並べられているところがいくつもあります。
その中で「陽だまりの樹」(No.179)では手塚良仙が腑分けをする場面を並べてありましたが、一部順番がおかしくなっていました。上から2枚ずつ並べてあって、その順番に見ていくと話がつながりません。(並べ替えればちゃんとつながります)
以前こんな事があったので我慢できず、会場を出た後に入り口にいる受付嬢にその旨伝えたら、「ご忠告ありがとうございます」と言われた。忠告じゃなくて指摘なんですが・・・、というのはおいておいて、なおしてもらえるのだろうか。
それにしても、開催してから1週間経つけど気がつく人がいなかったのかな。
もし、これをみて出向く人がいましたら、確認結果を是非(笑)


手塚治虫展 - 未来へのメッセージ
江戸東京博物館
6/21まで

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