『特別展 龍馬伝』と『星新一展』をみる
前々から見たいと思っていた展示会に行ってきた。
なんだか身体の調子が悪いので、車ではなく、しばらくぶりの「東京週末フリーきっぷ」を使い、行き帰り指定席でグースカ寝ながら(笑)
午前中は、両国の江戸東京博物館でやっている『特別展 龍馬伝』

タイトルの通り、今大河ドラマでやっている「龍馬伝」に合わせたもので、NHKも主催の一翼。
ほぼ会場の開場から5分くらいのところで入場したのに、もう人がわんさかいて列が延びている。
今回、初めて音声ガイド(500円也)を使ってみた。
ガイド役は香川照之。
短い生涯でありながら、残された資料たるや、現代の我々に比べれば重みの違いに驚く。
手紙やその他にまとわりつく歴史的出来事の大きさ。
それに比べれば、今の手紙やメールの、何と薄っぺらなことよ。
少し気になったのは、展示の中では龍馬を暗殺したとされる人物をほぼ限定しているところ。
コレについては未だ確定されていないはずなので、おそらく、今後の大河ドラマが考えているシナリオ、つまりはNHKが考えている方向を示しているのだろう。
だったら、それは問題である。
暗殺現場である近江屋の実物大復元コーナーもあった。
たまたま先日TVでやっていた龍馬関連の番組でも採りあげられていたが、暗殺後の現場検証では天井に穴が開いていたらしい。
ただし、今回の復元コーナーでは、天井に穴が見当たらなかったので、制作者はさして重要なモノではない都判断したのだろう。残念。
見学は、約2時間ほど。
借りた音声ガイドは、それなりに参考になったが、ガイドがある部分が少なく(展示物全体の半分くらいか)、ちょっと物足りない。300円くらいが相当か(笑)
その後、京王線芦花公園駅近くにある世田谷文学館へ。
ここは以前、沢木耕太郎の深夜特急に関する展示があったとき以来。
星新一展は2階のフロアでやっていた。
星新一といえば、ショートショートで特に有名であり、かくいうあっしも一時期ははまったモノである。
だから、展示物はそれ関連が占めているのかと思いきや、父の星一、祖父の小金井良精の事績にも大きなコーナーを割り当てていて、実際は父や祖父の影響(良くも悪くも)があったことがうかがえる。
幼少期の日記や絵、創作メモ等、貴重な資料が工夫を凝らして並べられている。
メモは、ごま粒ほどの小さな字で適当な紙に書かれている。しかも、一部を切り取られていたりしており、それがどのような意図で行われたのか知りたいところであったが、特に説明は無し。うーむ。
講演の一部が聴けるコーナーや、ショートショート作成のテクニック(これは別の人がまとめたモノ)など、単に見ルだけではない構成になっていておもしろい。
会場の一部にカメラOKの場所があった。

これは、ボッコちゃんのいるバー。
そこに星新一がいる。
壁にはボッコちゃんの台詞が。 「まだ若いのよ」
うむ。そうか。
創造主である星新一は既に亡く、読者であるあっしはもう若くない。
だけど、ボッコちゃんはいつまでも若いのだ。
そして、これから星新一作品を読む人々も。
実は、この写真OKのコーナーにはさらに面白い部分があって、たぶんよく見た人だけが気がつく仕掛けがあります。
これから見学する人は、カウンターに置かれているモノをよく見てみましょうね。
創作メモの字が小さすぎて、最近合っていないメガネで見学するにはツラかったです。
『特別展 龍馬伝』
江戸東京博物館にて
~6/6まで
『星新一展』
世田谷文学館にて
~6/27まで
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