『東京の交通100年博』 江戸東京博物館 を観る

江戸東京博物館、いいねぇ。
前回の特別展は「五百羅漢」でしたが、今回は東京の交通。
「鉄」分が多めのあっしですから、これは観なけりゃいけませんね。
ただ、注意しなければいけないのは、「東京」の交通、ということで、基本的にはJR(旧国鉄)は関係ありません。
主役は、路面電車やバス、地下鉄。
特に路面電車に多くの展示を割いています。
あっしは都民だったことはなく、ものごころ着いた頃は既に路面電車はその時代をほとんど終えた頃だったはず。
したがって、乗車したことはなく、黄色い車体が走っているのを見た記憶もない。
でも、都内の親戚の家に行った帰り、暗闇の中、上野公園の中へ消えていく線路を、何か不気味なものがその先にあるような気分になったのだけは覚えている。
(その線路は不忍池と、今の下町風俗資料館の間を通っていたように覚えているが、なにしろ幼稚園に入るか入らないかの頃だったので、ぜんぜん違う場所なのかもしれない(汗))
走るのは見たことがないけど、「そこにあった」という実感だけは、何故か持っていた。
だからかもしれない。
都電の廃止についての資料が展示されている場所で、思わずこみ上げてくるものがあった。
なんでかな。
自分でも分からんけど、記憶の奥底にあった何かが、数々の消滅譚と混ざり合ってしまったのだろう。
消えていく線路を見た頃のあっしと同じ年齢くらいの子ども達も、会場には数多くいた。
はたして、その子らが、今ある「何か」が消えていくときに感じるものは何なのだろう。
展示会場内は、一つの展示物を除いて撮影禁止なので注意。
知ってか知らずか、会場内でフラッシュを焚いているオヤジがいたので「撮影禁止ですよ」と声をかける。
一つ隣の展示スペースでは、「つり革」と「Nゲージ」の展示もあったが、ここは撮影OK。
なので、ケータイやデジカメを持った人たちがよってたかってシャッターを押しまくる(笑)
また、会場外(博物館の駐車場脇)には、都電とささら電車が展示されていて、こちらもカメラOK。
「鉄」+「写」な人には、ちょっと物足りないとは思いますが。
その時代、そこにいた人も、いなかった人にも、楽しめると思います。
『東京の交通100年博』
江戸東京博物館
~9/10 まで
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