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2011.08.25

『戦後復興までの道のり -配給制度と人々の暮らし-』 昭和館特別企画展 をみる

2011081804

『椎名誠 旅する文学館』を見た後、なんとなく気分も回復してきたので、東西線で神楽坂駅から九段下駅、出口から直ぐにある昭和館へ。

『戦後復興までの道のり -配給制度と人々の暮らし-』

という特別企画展を開催していたので、涼みがてらと言ってはなんだが、入場無料につられてと言ってもなんだが、エレベータで3階へ。

実は、ここ昭和館も時折足を運んでいる。
まだ常設展は見たことがないけど(あれ?あったかな?)、企画展はいつも無料だし、日頃見ることのできない戦前戦後の暮らしが分かる展示ばかりなので、戦争を知らない子どもであるあっしにとっては、貴重な場所に感じる。

確か、前回は『ポスターに見る戦中戦後』

今回は、配給制度に関する展示である。
記録映画や読み物などでは、配給制度の崩壊に伴う闇市の実際、みたいな感じで、配給制度そのものがどういう制度であったのかについて詳しい説明にあたったことがない。

それでも、主食(コメ)、酒、等が配給制度下にあったことくらいは知っていたけど、実際には、野菜、魚、お菓子、服飾、などなど、生活の全分野にわたるあれこれもそうだったとは驚いた。
しかも、切符制、点数制が駆使され、必要なものを手に入れる/作るためには、何を犠牲にして、何を優先すべきかをきちんと考えなければならないことになっている。

さらに、戦況が悪くなるにつれ、その制度も機能を失っていくのだ。

翻って、現在はどうだろう。

東日本は震災によって大きなダメージがあった。
食料、生活必需品、燃料、電力の不足。
状況としては、配給制度が存在していた時代と被る部分がある。
だからこの制度を復活させる必要がある、のではなく、それぞれを上手く回していく経験をもう一度思い出すことが大事なのではないか。

全ての地域が不足しているのではないし、あるところにはある。
物資やエネルギーの供給方法が無いわけではない。

たぶん、多くの人が、もっといい方法、やりかたがある、と思っているはずだ。

苦しくても、無理をしてでもやりくりして生き延びてきた時代の教訓を、全てとは言わないが、今の人々が掘り起こしてみてもいいのではないか、と感じた次第。

昭和館
~8/28(日) まで

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