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2011.12.13

『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影』展と『東洋文庫ミュージアム』を観る その2

昼頃までに国立西洋美術館を出て、次は東洋文庫ミュージアムへ。

実は、『東京人』という雑誌で特集されていたのを見て。

上野駅から駒込駅まで。
あっしは駒込がもっと遠くだと勘違いしていて、山手線の車内で本を読んでいたために危うく一周してしまうところだった(笑)

駒込駅からは六義園脇を通って5分くらいのところ。
六義園の入口では東洋文庫ミュージアムのパンフを配っていました。

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今年の10月に開館したばかりで、光る壁が美しい。
入口から右に折れるとミュージアムの前庭部分。

今年いっぱいは、前述のパンフを持参すると入場料割引です。

さて、東洋文庫は元々モリソンという人が蒐集した東洋関係の文献を三菱財閥の第三代岩崎久彌氏が買い取り、自身の蔵書と共に「東洋学」のための図書館としたものだそうです。

注意しなければならないのは、「東洋学」というものが、「西洋から見た東洋」「東洋が見た東洋」の両方を含んでいるということ。
あっしのように、漢字が好き、書が好き、ということからこのミュージアムに接すると、ギャップに唖然とします。
唖然とするだけでなく、「東洋」というものが包含するありとあらゆるモノゴトの広さ深さと、その広さ深さに気がつかなかった自分の視界の狭さに呆然とするのです。

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エントランスには色々な東洋の言語の資料。
そして階段を上ると見えてくるのが、この書庫。

ぅぅぅううぁぁぁ!
クラクラします。

天井に届くかのように巨大な書庫。
数え切れないほどの古い書物。
その多くは洋書のようです。

逆に言えば、これだけ多くの東洋に関する書物が西洋で出版されていたということ。
(もちろんこれらはその一部であるのでしょうが)

別の場所には、各国各地で出版されていた「東方見聞録」を壁一面に並べてあったり。

国宝である「史記」の写本であったり。

いやもうねぇ、たまらないですよ。

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こんな通路もあったりして。

あぁ、もっともっと見てみたい。

一言言わせてもらうと・・・、

もっと展示スペースをとってほしい!

書庫は別として、展示資料に割り当てられているスペースがそんなに広くないので、足早に回ろうと思えば2~30分で一周できてしまうくらい。
もったいない。もったいないぞ。

関係ないですが、受付や学芸員の女性が着ていたのは、アオザイのようなチャイナドレスのような感じのもので、ちょっとびっくりしました。一般的な美術館ではスーツというパターンが多いと思いますが、これはこれで雰囲気が出ていていいですね(笑)


例えば、少し前に見た「ロートレック展」では浮世絵との関連性を指摘されていたり、他の画家でもそういう関係性があったりして、西洋と東洋がそれぞれ独立して存在し、交流が全くなかったわけではない。逆に、それぞれがそれぞれの特徴を研究、吸収しようとしていたことが分かる。

しかも、自分のことはかえって分かっていないことがある。
だからこそ、外から見える自分についての情報を自分で確認するという、ある種の回りくどいことをする必要があることに今更ながら気がつくのであった。


一日で西洋、東洋と見たことで、あっしの頭の中は地球を一周してしまいました(笑)
だけど、いずれもインパクトが強すぎて・・・。
別々の日にみればよかったなぁ(汗)

東洋文庫ミュージアム

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