高畠華宵の絵にやられてしまった(笑)
というわけで、前の記事に書きましたが、弥生美術館・竹久夢二美術館に行った際に購入した図録等です。

高畠華宵の本は一般書だったのですが、これがもうなんというか、衝撃的な内容!
べつに、他人には見せられないとか、アングラな、ということではなく、あっしのスウィートスポットを撃ち抜かれたというか、そういう意味で。
この本の表紙だけを見ても特徴が現れていますが、
「目」の表現が、あり得ません。
目の瞳の左右に白目の部分があるのはいいのですが、下まぶたのすぐ上も白目になってます。
これがなんとなく艶っぽく、直接あっしに向かっている視線ではないのにドキドキしてしまいます。
よく見てみると、細い楕円形の瞼で囲まれた目の中の瞳は、楕円形の横の長さの半分くらいまであって、見えている瞳は円形ではなく、円形の下1/3程度だけが現れているような感じです。つまり、残り2/3の瞳は上瞼の裏側に隠れている!!!
見たことないっ!
ありえないっ!
なのに、その不思議さを感じさせず、夢を見ているようにも思える視線を投げかけていることに、あっしは囚われてしまっているのです。
そういえば、似たような印象を、ゴヤの『着衣のマハ』を観たときにも感じたっけ。
やっぱり人物画は目が命なのかなぁ。
高畠華宵の絵は徹底的にこの様式を貫いていて、信念というか、逆にこの目を描きたいがために人物画を描いているのではないか、なんてね。
ちなみに、他にどんな絵があるのか検索してみると、あっしの言いたいことが分かってもらえる…かな。
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