« 『須田国太郎展 没後50年に顧みる』 (茨城県近代美術館) を観る | トップページ | 『マリー・ローランサンとその時代展 ~巴里に魅せられた画家たち』 (ニューオータニ美術館) を観る »

2012.08.19

『ドビュッシー 、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで』 (ブリヂストン美術館) を観る

2012081602

盆休みの16日に、3カ所の企画展を回った。

最初は、ブリヂストン美術館でやっている『ドビュッシー、音楽と美術』。
ブリヂストン美術館開館60周年記念で、オルセー美術館とオランジュリー美術館の共同企画、となっている。

ドビュッシー。

うんうん、あの人ね。 …?

名前は知ってるけど、その音楽作品は知らないなぁ。
いや、聴いたことがあるかもしれないけど、名前と紐付きになってないのだ。
クラシックを聴くような生活してないしね。

さて、ドビュッシーは音楽だが、美術とのつながりとは何か?

19世紀の終わり前から20世紀の初めあたりまでがドビュッシーの活躍した時期で、音楽も美術も世紀末から新たな世紀という節目を跨いでいる。
音楽家は音楽だけでなく、美術からもアイデアを掴み、逆もまたそうである。
アンリ・ルロール、ドガ、ルノワール、モネ、ドニなどの画家とも交遊交流があったそうだ。
印象派とか象徴派とか。

結局のところ、この企画展はそういったドビュッシーに関わりのある人々の作品を展示しているのであって、音楽そのものは、この場ではあまり関係が無い。作曲したり、オペラのためのプログラムなどもあるけど、大きく扱われてはいない。


といったところで、100点を超える展示作品から気になったのは、モーリス・ドニ

極端なアールヌーボー調ではないのだけど、大なり小なりエッセンスを忍び込ませているというもので、ミュシャのようにコテコテな作品に比べれば、一般人には受け入れやすいかなぁ、なんて思われる。
もっとも、あっしはそのコテコテな作品もけっこう好きですけどね(笑)


意外なところでは、というか、ここにもか! というのは、ジャポニズムの浸透である。
同時代の色々な画家が影響を受けているとはいえ、同じフロアに北斎や広重の浮世絵が展示されているのを観ると、やはり誇らしい。


ただ、ドビュッシーをめぐる人々の作品という企画からして、あっしにとっては作品をめぐる求心力というか、何がどのように関係しているのか、ということが気になってしまっている部分もあって、のめり込んで観賞するところまではいかなかったかな。
それは、彼の音楽作品をよく知らない、ということに端を発しているのだとも思うが。


『ドビュッシー 、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで』
ブリヂストン美術館
~10/14

|

« 『須田国太郎展 没後50年に顧みる』 (茨城県近代美術館) を観る | トップページ | 『マリー・ローランサンとその時代展 ~巴里に魅せられた画家たち』 (ニューオータニ美術館) を観る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4338/55454890

この記事へのトラックバック一覧です: 『ドビュッシー 、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで』 (ブリヂストン美術館) を観る:

« 『須田国太郎展 没後50年に顧みる』 (茨城県近代美術館) を観る | トップページ | 『マリー・ローランサンとその時代展 ~巴里に魅せられた画家たち』 (ニューオータニ美術館) を観る »