『ドビュッシー 、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで』 (ブリヂストン美術館) を観る

盆休みの16日に、3カ所の企画展を回った。
最初は、ブリヂストン美術館でやっている『ドビュッシー、音楽と美術』。
ブリヂストン美術館開館60周年記念で、オルセー美術館とオランジュリー美術館の共同企画、となっている。
ドビュッシー。
うんうん、あの人ね。 …?
名前は知ってるけど、その音楽作品は知らないなぁ。
いや、聴いたことがあるかもしれないけど、名前と紐付きになってないのだ。
クラシックを聴くような生活してないしね。
さて、ドビュッシーは音楽だが、美術とのつながりとは何か?
19世紀の終わり前から20世紀の初めあたりまでがドビュッシーの活躍した時期で、音楽も美術も世紀末から新たな世紀という節目を跨いでいる。
音楽家は音楽だけでなく、美術からもアイデアを掴み、逆もまたそうである。
アンリ・ルロール、ドガ、ルノワール、モネ、ドニなどの画家とも交遊交流があったそうだ。
印象派とか象徴派とか。
結局のところ、この企画展はそういったドビュッシーに関わりのある人々の作品を展示しているのであって、音楽そのものは、この場ではあまり関係が無い。作曲したり、オペラのためのプログラムなどもあるけど、大きく扱われてはいない。
といったところで、100点を超える展示作品から気になったのは、モーリス・ドニ。
極端なアールヌーボー調ではないのだけど、大なり小なりエッセンスを忍び込ませているというもので、ミュシャのようにコテコテな作品に比べれば、一般人には受け入れやすいかなぁ、なんて思われる。
もっとも、あっしはそのコテコテな作品もけっこう好きですけどね(笑)
意外なところでは、というか、ここにもか! というのは、ジャポニズムの浸透である。
同時代の色々な画家が影響を受けているとはいえ、同じフロアに北斎や広重の浮世絵が展示されているのを観ると、やはり誇らしい。
ただ、ドビュッシーをめぐる人々の作品という企画からして、あっしにとっては作品をめぐる求心力というか、何がどのように関係しているのか、ということが気になってしまっている部分もあって、のめり込んで観賞するところまではいかなかったかな。
それは、彼の音楽作品をよく知らない、ということに端を発しているのだとも思うが。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。

コメント