『マリー・ローランサンとその時代展 ~巴里に魅せられた画家たち』 (ニューオータニ美術館) を観る

例えば、あっしが最近よく見るサイトでは、それこそ色々な方面の催事があるので、それらを確認するだけでも面白い。
今回足を運んだニューオータニ美術館も、たまたまトップページに表示されていたのを見て。
マリー・ローランサン、って?
あっしがその名前に記憶があったのは、今はなき加藤和彦の『あの頃、マリー・ローランサン』というアルバムタイトルから。
実際は入手して聴いたことはなかったけど、なんだか気になるタイトルだった。
(今回、YouTubeで初めて聴いたが、80年代のおしゃれさが感じられる佳作ですね)
気になったのは確かだが、当時はマリー・ローランサンが何者か知らなかったです。その後、画家であることは分かったんですが、この企画展を観るまで、男だと思ってました(汗)
マリーっていったら女ですよね。どういう訳でそういう風に刷り込んでしまったのか、今も分かりません(笑)
ニューオータニ美術館は、四ッ谷のホテルニューオータニのガーデンコート6階にあります。
美術館の案内がこれといって無く、最初は歩道をそのまま歩いて行って、弁慶濠まで出てしまいました。
戻って、車寄せからロビーに入り、警備の人に聞いて漸く場所が分かった次第。
さて。
マリー・ローランサンの絵は、今まで見た中では類似するものが無い。
特に、輪郭線が無く、面で表現するというところ。
もちろん、輪郭線を使っている絵もあるけど、それだって何となくぼんやりと表現されており、輪郭そのものを重視していないようにも感じられる。
それ以上に、透き通るような色で表される人物の表情だったり身体だったりが、あっしにとっては幸薄いように見える。あるいは、現実感に乏しい、という感じ。
という意味でも独特の表現に思う。
浮遊感とでもいうのかなぁ。
もしかすると、かの曲も、歌詞やメロディーが持つ、つかみ所のない雰囲気はそういうことでタイトルに持ってきたのかなぁなんて想像してしまう。
今回の展示では、同時代にパリで活動していた日本人画家の作品も並べられている。
先入観かもしれないが、なるほどパリの空気というか雰囲気とはこういうものか、と思わせる。
美術館の規模は小さいが、なかなか充実した内容。
残念なのは、その小ささが影響してなのか、前期後期で展示替えがあること。
幸い、図録では両方網羅されているようなのでいいんだけど、やっぱり実物を観ることが重要なんだよねぇ。
『マリー・ローランサンとその時代展 ~巴里に魅せられた画家たち』
ニューオータニ美術館
前期:~8/19
後期:8/21~9/30
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