『帰還への想い ~銃後の願いと千人針~』 (昭和館) を観る

たぶん、あっしはこの時期になると昭和館の企画展を見学することが習わしになっている(はず)。
戦争を知らない子どもたちであるあっしは、自らが、まずは情報を取り込むようにしなければならないと思っている。
一時期は夏になると、太平洋戦争関係の本を選んで読んだりしていたが、さすがに(老眼もあってか(笑))読み続けるのも辛くなってきた。
ということでもないけど、実際の「モノ」を見ることの大事さは、一冊の本を読むよりも多くのことを感じることができたりすることがあるからだ。
今回の企画展では、出征する夫、息子、知人と無事に再会することを願う人々の想いが詰まっている。
召集令状。
話には聞いたことがある千人針。
寄せ書きや幟。
戦地と内地を往復する手紙。
もうね。
胸が詰まります。
という言葉では何も伝わらないけど。
現代日本では考えられない状況の下、想いを込めることしかできない人たち。
死と隣り合わせの愛する人に、毎日陰膳を据える家族。
なんだろうね。
それが現実だった時代って。
その時代から今まで、時間は連続しているのに。
何もかもが変わってしまったのに、変わったことに気がつかない。
あるいは、気がつかなかった振りをしているのかも。
だからこそ、時間を遡る必要がある。
必ずしも幸福な時代ではないけど。
また、年がら年中遡る必要もないけど。
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