『東海道五十三次の世界 - 広重と国貞』 (浮世絵太田記念美術館)を観る

『尾崎豊特別展』はラフォーレ原宿にあるラフォーレミュージアムで開催されているのだが、初めて行く場所だったので、一旦ラフォーレ原宿の周りを歩いてみた。
すると、JR寄りの裏路地に小さな美術館があるのに気がついた。
浮世絵太田記念美術館。
尾崎豊のことで、この場所まで来ているから(笑)
寄ろうかどうか迷った。
尾崎豊を観てから決めよう。
ということで、結局こちらも観ることにしました。
あまり主張していない入口から入ってみると、居酒屋にあるような鍵付きの下駄箱がある。
珍しいことに、ここでは土足厳禁で、スリッパに履き替える。
小さな受付で入館料を払い、すぐ右手にある展示室に入って見えるモノ・・・。
それは、縁台、というか休憩用の木のベンチが展示室中央に置かれている。
しかも、数人の年輩の方が座っている。
えっ?と思ったけど、その向こう側にガラス越しの浮世絵が見えたのでとりあえず安心。
(何が安心なんだか分からんけど(笑))
展示室は1階と2階の2フロア。
例のベンチの脇に階段がある。
驚くのは、展示室の左側に掛けられている肉筆の浮世絵掛け軸。
掛け軸自体はガラス越しですが、その手前は畳敷きになっていて、スリッパも脱がなければならない。
しかし、これがまた良い感じ。
実際に、昔の人が観賞したであろう姿勢と目線を自分で再現することができるのだ。
この時、外国の方も何人かいたけど、やっぱり同じように観賞していた。
正座でもいいし、胡座でもいい。
あまり込んでいなければ、暫くはそのままでいてもいい。
(この日はあまり込んでいなかったので、時間をかけてあっしも観てました)
さて。
東海道五十三次ですが、今回驚いたのは、安藤広重のよく見る浮世絵版画だけでなく、同じような構図を使って歌川国貞の美人画と一緒にしてしまったものがあったこと。
(安藤広重とあっしは覚えていたのだけど、今は歌川広重というんだそうな(汗))
凄いコラボだな。
風景は風景の良さ。人物は人物の良さ。
得意分野を生かしてあげれば、買う人は大喜び、といったところでしょうね。
残念なのは、東海道五十三次とは言え、全てが揃っているのではないこと。
こういうタイトルの展示であるから期待してしまうのだ。
規模の小さい美術館で展示スペースも限られているから仕方のないことだろうけど。
(しかも、前期後期で展示替えがあったのだ)
こういうのって、江戸東京博物館や東京国立博物館で集大成をやってもらえませんかね。
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