『日中国交正常化40周年 特別展 中国王朝の至宝』(東京国立博物館) を観る

昨年の11月某日。
中国の文物は、なにかしら惹き付けられるモノがある。
それはやはり歴史の重みを感じるからであり、日本がその影響を受けてきたということもあって、西洋の歴史的事物に比べて親しみを覚えるからでもある。
東京国立博物館では今までにも中国文明に関する特別展を数多く開催しており、あっしが最初に観たのは2006年の『書の至宝』だったかな。
その後、『北京故宮博物院200選』まで空いてしまったけど。(その間にもいくつかの中国関係の特別展があったけど、見逃した(汗))
あっしがそれらを観たときは、混雑もイヤになるほどで、展示物とは別に観覧環境としては甚だ悪い印象しかない。
ところが、今回は違った。
それなりに人は入っているのだが、長蛇の列という言葉は全く必要のない状態。
思い当たるのは、昨今の尖閣問題なのだが。
まぁ、それはそれとして、政治と文化交流は切り離してほしいですな。
国対国もそうだし、それぞれの国民間も。その国自体に対する感情はともかくとしてね。
もう一つ違ったことがあった。
それは、音声ガイド。
今回の特別展では、2種類の音声ガイドがあって、ひとつは従来の普通のもの。もうひとつは、音声に「キングダム」というアニメーションの声優二人がかけあいをしている部分のあるもの。
あっしは、後者がオススメなんです、という案内嬢の言葉を受けてそれを使ったんですが・・・。
ダメだ。あっしには。
アニメ調(といっても見ていないので分からないんだけど)の会話が、展示されている文物と全然マッチしていないので、興が削がれるというか、なんというか。
だから、その世界に浸ろうという気分になりきれず、せっかくの文物の凄さや重みが受け取れなかった(涙)
それ以前に、今回の特別展では、書以外の陶磁器や金属工芸品などが主であって、あっしにとっては漢字成分が少なくて物足りなかった、というのもある。
ということで、今回はちょっとなぁ、という…。
まぁ、こんなこともあるよね。
観る人が観れば、また違う感想もあるだろう。
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