『絵画をめぐる7つの迷宮』 (損保ジャパン東郷青児美術館)を観る

2012年12月某日。
東郷青児を代表するともいえる女性を描いた絵は、柔らかい色使いと雰囲気から、あっしとしてはマリー・ローランサンと同傾向に感じられる。
しかし、光が当たっている場所から影となるところまでのグラデーションの美事さ、あるいは、浮かび上がるように見える人物などは、誰が見ても独自の表現であるし、一度見たら忘れられないだろう。
東郷青児の専門美術館があるということを知って出かけたのであるが、実は他の画家の作品も展示されている。
ギャラリーの入口すぐのフロアは東郷青児の部屋、といった感じ。既に画集なんかで観ていた作品が、その実物大(当たり前だ(笑))の迫力で迫ってくる。
うむ。
素晴らしい!
印刷物でしか知らないグラデーションが、実物ではより滑らかに、ふんわりとしているように見える。
全体としては、タイトル通り、壁に掛けられた絵は7つの迷宮という風にそれぞれコの字形にまとまった展示になっていましたが、あっしとしてはそんな区別はどうでも良くなってしまって、というか、最初の東郷青児フロアの印象だけでいっぱいいっぱいになってしまいました。
だから、この美術館の代表的収蔵品であるゴッホのひまわりを観ても、これといって強い印象を残すことがなかった、という体たらく(笑)
まぁ、元々の目的が東郷青児なので、しかたないやね。
だから、もっと大々的に東郷青児特集にしてもらいたいのですよ。
(多分、過去にはそういう企画展も行われていたのでしょうけど)
12月だったので、作品集と合わせて東郷青児カレンダーも購入。
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