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2013.12.16

『奇跡のクラーク・コレクション - ルノワールとフランス絵画の傑作』 (三菱一号美術館) を観る

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なぜこの企画展を観たのか。

自分でもよく分からないが(笑)、当初はそのつもりはなかった。
ルノワール、といったって、名前は知っているけど思い入れのあるものでもない。

だけど、この写真に写っているチケットの絵
柔らかで、こころもちふくよかで、ほわんとしたのが、少し気になって、これは実物で観た方がいいのかなぁ、と思ったのだ。


クラーク・コレクション、ですが、これはクラーク夫妻が収集したものだそうで、今回展示されている絵画の数々は、どれもこれも品が良い。大きな作品が多くないのも、あっしとしては好感が持てる(何を上から目線で(笑))

で。
チケットの絵は「劇場の桟敷席(音楽会にて)」という題。
透き通るような肌。とろんとした目。ふんわりとした黒いドレス。手には落ちそうな楽譜。胸元には他の部分とは違って少し輪郭を強調したように見える薔薇の花。

演奏が終わった直後だろうか。
ある種の恍惚感がにじみ出て、脱力感の中にある。しかし、胸元の花だけが演奏者に対する密やかな意志を示しているような。

あっしは、絵に対して後付けのストーリー的なものを当てはめるのはあまりしないけど、この絵のときはそういうイメージが浮かんでしまった。それが当たっているのかどうかは分からんけど。


さて、観終わって感じたのは…。

こういう個人のコレクション展というのは、大きな美術館の収蔵品などと違って、コレクターの嗜好が反映される。つまり、その嗜好と、観る者の嗜好が合う場合には、とてつもない「アタリ」となるわけである。
この点からいうと、大アタリ、とは言わないまでも、ほとんどすべての作品が、あっしにとってはハズレ無しだった。

もちろん、印象派だけでなく、それ以外の画家の作品もある(なんとか派(笑))のだけど、そんなこと分かんなくても何の問題もない。

気になるひとつの作品から、芋づる式に別の作品を観ることになるのも、しかも、アタリが多いとなれば、足を運んだ甲斐があったというもんだ。


『奇跡のクラーク・コレクション - ルノワールとフランス絵画の傑作』
三菱一号美術館
2013/02/09 - 2013/05/26

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