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2014.10.11

思い切らないと買えない本

小説や雑誌のように、買おうと思えばいつでも買えて、読もうと思えばいつでも読めるものは、値段もそんなにしないし、気楽に手が出せるのである。 (もちろん、店頭に並んでいたり、ネットで入手できたりすればの話)

根本には、「読みたい」から買うのであって、それが「積ん読」になってしまうのは、また別の話。

しかし、それ以外の本、例えば資料として必要だったり、というものは、何かと天秤にかけなければ手を出しづらい。当たり前の話だけど。

特に、辞書はそういう範疇の本だろう。
おそらく、多くの人は、新入学などを契機に新しい辞書を買う。最初は国語辞典。次は英和辞典、古語辞典か。

でも、社会人になってからは新たに買うことはほとんどないのではなかろうか。
かくいうあっしも、卒業後は小型の国語事典、漢和辞典、英和/和英辞典を買い足したくらいで、いずれも既に20年近く前の話。


さて、それから幾星霜。

もともと漢字に興味を感じていたあっしは、白川静の漢字学を知り、関連書籍を読んだりしていたのだが、『字統』『字通』という大判の辞典を買うまでには至らなかった。

(ちなみに、これらの古書価格はこちらを

そうこうしているうちに、『字通』の普及版が発売されることになり、価格自体も大判の半分以下となってお手頃感倍増(笑) 
我慢できずに、発売直後に入手。


それとは別に、小説を読んでいると未だに意味の分からない言葉に遭遇することが多い。特に、最近集中的に読んでいる幸田文の文章には、明治生まれ東京育ちで当時使われていて、もう廃れてしまった言葉や、東京方言が多く、滑らかに読めないこともしばしば。

しかも、持っていた『新明解国語辞典(第四版)』には載っていない。
やはり小型辞書の限界を感じてしまった。

ということで、とうとう手を出してしまいました。

20141011a

あははは。
それぞれ、今後何回ページをめくるか分からないけど、それはそれでいいんです。
安心感ですから。

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