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2014.11.01

10月最後の一日

昨日(10/31)は、本来別の用事で外出するする予定だったのだが、それがなくなったため急遽、というか本来したかったことに振り替えた。

その1:

神保町に出て、少し古書を見る。
25日から古書市が開かれていて、歩道沿いには各古書店の出店もあったが、ときおりポツポツと雨が降っているためシートが掛けられているところも多かった。
あまり詳しく見て歩かなかったので、あっしが必要とするものは特に無かったが、別件用(後述)に2つ見つけたので運が良かった。


その2:

幸田文さんの墓参り。

10/31が命日なので、池上本門寺にあるお墓参りにいった。午後1時過ぎ。
お花はどうかと思ったのだけど、線香を手向ける前にお墓の様子を見に行ったら、既に(多分)関係者の方々がお参りした直後らしい。父露伴、母幾美、長女歌、長男成豊方々のお墓もきれいになっており、墓石が濡れていて、線香の長さも大分残っていた。もう少し早い時間に行っていたら、鉢合わせしてしまうところだったと冷や汗。
で、花立てには花ではなく榊のようなものがさしてあり、水鉢にはその葉っぱが2枚先っぽが浸るようになっておかれていた。
一旦引き返し、花屋の人にそのことに聞いてみると、さっぱり要領を得ない。第三者が勝手なことをするのも故人やご家族に失礼なので、線香のみ手向けて手を合わせた。

露伴家および一部の幸田一族は池上本門寺の五重塔のすぐそばにある。


その3:

田村セツコ個展へ。

池袋の百貨店で行われているセツコさんの個展を見に行った。
本の表紙で見慣れたものの版画や新作の水彩、油彩、コラージュなど。
どれもこれも、かわいい。
案内の人に「先生もうすぐいらっしゃいますよ」ということだったので、少し待つ。
その間、色々と人柄や作品の説明などを話したりする。コラージュ作品でいいのがあったけど、ちょっと手が出ない値段(汗)
午後4時過ぎあたりにようやくセツコさんが現れ、先ほど手に入れた上田トシコさんの「フイチンさん」のポスターと、弥生美術館の学芸員の方が寄稿していた雑誌を手渡し、いろいろとお話。あっしが持ってきた本と、セツコさんが最近一押しの本にサインを入れていただいた。
ホント、かわいらしくて気さくな方である。
今回作品には手が出なかったけど、来年までには何とかやりくりしてどうにかなるかなぁ・・・。ならないかもしれんなぁ。

その4:

菱田春草展へ。

地下鉄竹橋駅から歩いて数分の国立近代美術館で行われている菱田春草展。
金曜日だということで、夜8時までの開場。6時過ぎに到着したのだが、券売所で長い行列。皆さん会社帰りに立ち寄っているんですね。空いていると思ったんですけど。

あっしとしては、朦朧体から変化した後の作品が面白い。朦朧体自体も空気感を表現しているんだろうけれど、輪郭線と空気遠近法と構図の妙を捉えた作品群には圧倒される。やはり同時代の画家からも賞賛されるのは頷ける。

また、展示の目玉である「黒き猫」であるが、正直、展示ガラスから作品までの距離がありすぎて(といっても多分5〜60cmくらいだろうけど)、猫のモフモフ感があまり感じられなく、ちょっとガッカリ。構図の面白さは分かるんだけど。


ということで、ちょっと歩き疲れた。
天気も心配だったが、午後は雨にも降られず、セーター姿だったあっしは少し暑いくらい。
久々に、ホント久々に充実した一日だった。

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