« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »

2015.01.19

USB DAC付ヘッドフォンアンプの話 (Digi Fi No.10 付録) その3

前回に引き続きです。

TI/Burr-BrownのPCM2704CというICは、パソコンのUSBと信号のやりとりをして、デジタル信号としてやってくる音のデータをアナログ信号として出力するものです。

それで、このICの特徴としては、アナログ信号出力はヘッドフォンの駆動信号としてほぼそのまま使うことができることにあります。

データシートのp.31にあるFig.35を必要な部分だけ抜き出してみると、こんな感じになります。

20150119a

このICを中心として、十数個の受動部品を追加するだけで、ヘッドフォン専用の回路にすることができるわけです。
出力側を電解コンデンサでACカップリングしているだけなので、小さな出力であれば可能なのです。(実際、ヘッドフォン出力は、13mW x 2 、at 300Ω)

しかし、実際には、DigiFi Vol.10の付録キバンにはLine出力もできるようになっていますから、これに2Vrmsの出力(at 600Ω程度)となります。
2Vrmsということは、約5.66Vppとなるわけですから、USBから供給される電源電圧5Vを超えることになって、この回路をそのまま使ってLine用とすることはできません。

そこで、前回の図に描いたように、Line用として電源回路が必要になるという推測する根拠になったわけです。

次回は、その電源回路の構成について推測します


(なお、以前の記事もそうですが、このキバンの解析に関しては、私の推測に基づくものですから、正確である保証はしません。参考程度にとどめてください)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015.01.15

USB DAC付ヘッドフォンアンプの話 (Digi Fi No.10 付録) その2

前回に引き続き、USB DAC付きヘッドフォンアンプ(Digi Fi No.10)についてです。

今回は、使っている部品について少し詳しく見てみました。
採り上げた部品については、それぞれのメーカのデータシートへのリンクをつけましたので、興味のある方は参考にしてください。

20150115a

まずは、メイン機能を司る「PCM2704C : Stereo Audio DAC with USB Interface, Single-Ended Headphone Output, and S/PDIF」
(TI (Texas Instrument)/Burr-Brown製)

英語ですけど、つまりは、
「ステレオのDAコンバータにUSBインターフェイスを付けて、ヘッドフォンアンプも付けたICですよ」
というものです。

極論すれば、このICが1個と水晶振動子、いくつかのコンデンサや抵抗を付けるだけでいいのです。
それにしては、他にもICが付いていますね。

それが、新日本無線のオペアンプ。
ローノイズの NJM8080。
オーディオ用の標準的なモノです。
これが2個使われています。
IC 1個に2回路のオペアンプが入っていますので、R/Lの2チャンネル分ですね。
Line出力と、ヘッドフォン出力用にそれぞれ使っているのでしょう。

でも、もともと最初に採りあげた PCM2704C にはヘッドフォン出力可能なわけですから、ヘッドフォン出力側にはいらないのではないのかと思ってしまいますが、そうではありません。

Line出力側、あるいは、ヘッドフォンを接続したり、あるいはその両方を同時に使うと、それらの負荷抵抗分によって出力電圧が下がってしまうことになります。
つまり、音量が下がってしまうのです。
だから、それぞれにバッファ用のオペアンプを通しているのでしょう。

次は、電解コンデンサ。

一番大きな電解コンデンサは、日本ケミコンのSMQシリーズ、6800μF。
おそらく、USB-IFから供給される電源電圧(5V)を安定化させるモノでしょう。

その他の小さなコンデンサは、同じく日本ケミコンですがSMGシリーズで統一されているようです。

いずれも、標準タイプで85℃品、寿命は2000時間。
まぁ、これほど温度が上がることは無いでしょうから、寿命については無視できるでしょう。

オーディオに詳しい人は、おそらくこれらの電解コンデンサの性能が音質を左右することに興味あるでしょうから、いろいろと交換してみると面白いでしょうね。


さて、右上の部分に採りあげたのは、部品単体では無く、回路ブロックとしてです。
含まれている部品は、
・チョークコイル
・ダイオード
・電解コンデンサ
・IC
です。
こういう構成だと、スイッチング電源だと推測されます。

どんなスイッチング電源なのか、何故必要なのかを、次回解析したいと思います。


以下、データシート(pdf)のURLです。

PCM2704C
NJM8080
SMQシリーズ
SMGシリーズ


ということで、次回に続きます・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015.01.13

USB DAC付ヘッドフォンアンプの話 (Digi Fi No.10 付録) その1

最近、ネットワークオーディオ、ハイレゾ、なんて言葉が飛び交ってますが。

あっしは、ハイレゾ音源を持っていないし、入手するつもりも無い。
だからというか、今持っているCD音源を最大限いい音で聴くことができるようにすることの方が重要なのである。

『Digi Fi』という雑誌は毎号買っているのではなく、付録に興味があって購入。

20150112a

付録のキバンはこんな感じ。(80 mm x 65 mm コネクタ類の出っ張りは含まず)

20150112b

キバンに印刷されている単語にピンと来た人は、多分オーディオ方面に詳しい人かと思います。

Olasonic

最近、雑誌などで小型のDACユニットやアンプ、CDデッキなど好評価を得ている会社。

むき身のまま、一度使ってみたことはあったのだが、そのままほったらかしにしておいたので、ちゃんと使えるようにしてみた。
本来ならば、ノイズの関係で金属ケースに入れるべきなのだろうけども、そんな道具もないし100円ショップのプラケースで済ます(笑)

元々、キバンを4カ所固定するネジとスペーサは付属しているが、スペーサとケースを固定するネジが無いのでそれも購入。(M3x10 4本)

20150112c

固定した状態、および、各ケーブルを接続した状態では、こんな感じです。

キバンが向かって右側に寄っているのは、ヘッドフォンジャックとアップ/ダウンボリュームスイッチの位置がほぼ面一になるようにしたからです。

ヘッドフォンとボリュームスイッチ側。

20150112d


USB端子とライン出力端子側。

20150112e


電源はパソコンのUSB側から供給されるので、外付け電源は不要。
詳細は次回あたりで少し解析してみようかと思います。

使った感じは、スカッとした音で押し出しも強く、なかなかいいです。
これは、先日買ったインナーイヤー型ヘッドフォンATH-CKR10との相性が良かったからかもしれません。

同じオーディオテクニカの長年使っているオーバーヘッド型ヘッドフォンATH-A900だと、少し落ち着いた音になりました。

次回に続く・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015.01.11

山種美術館と弥生・竹久夢二美術館へ

今日は、

・山種美術館 『東山魁夷と日本の四季

・弥生美術館 『生誕120年 時代小説の挿絵画家 小田富弥展 ~怪剣士・丹下左膳あらわる!~
・竹久夢二美術館 『竹久夢二と乙女のハイカラらいふ展  ~大正時代の女学生・職業婦人・淑女たちの憧れ~

を観に行った。

感想は別途アップします。

弥生・竹久夢二美術館では、ギャラリートークがあり盛り上がりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015.01.07

イルカつながり

元日の大洗水族館を出るときに、見つけたパンフレット。

20150102a

まさか、「イルカつながり」を意識して置いたわけではないと思うが、

『伊勢正三 & イルカ ~二人の物語~』

ですと。

そういや、あっしは未だにイルカの曲聴いてますが、なにか?

なごり雪、雨の物語、海岸通り、いつか冷たい雨が、ちいさな空、・・・・。

生演奏を聴いてみたいなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015.01.05

元日の大洗水族館へ

昨年、一昨年に続き、元日は大洗にある水族館へ。
何故かといえば、入場料金が半額になるから・・・。

さて。

館内を見て回ろうとしたら、いきなり、

20150101a

アシカの書き初めということで、「育毛」「責任」「美白」「婚約」「整腸」などという、およそ関係ないだろう単語が採り上げられていた。

初笑い、だ。

多くの人は、あまり気にしないで通り過ぎてしまっていたから、もったいないなぁなんて思ったよ。

水族館でいつも気になるのは、やっぱり「クラゲ」。
クラゲはいいな。癒やされる。

20150101b

中にはこういったピカピカ光るのもいる。
自分で発光しているのでは無く、照明の反射だそうで、その具合によって七色に変化しながら泳いでいるから、みんな立ち止まって見入っている。

あっしは、何度も何度も行き来しつつ、他の所を見てもまたここに戻ってきて暫く見たりしていて、多くの時間をこのくらい空間で費やしていた。

午後2時くらいに到着したので、アシカ・イルカショーは最終回を見る。

イルカが登場したときは、『なごり雪』を歌いながら出てきたのでとてもビックリした。(←嘘です)

やっぱり、ジャンプは見応えがありますね。

20150101c


20150101d


最後にこれを。

20150101e

(実際はこんなに早く変化はしていません(汗))

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015.01.01

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします。

皆様の2015年が、より良い一年になりますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »