『メロンパンの皮』の攻防
以前、話題にした『メロンパンの皮』ですが、その後、状況が変わっているので。

当時の状況です。
山﨑製パンとフジパンの闘い。
フジパンの商品はパッケージが変わっています。
何故なんでしょうか。
ということで、少し調べてみました。
何を調べたかというと、商標の出願状況です。
何か新しい商品を世に出す場合、後追い製品に追従されないように技術や形や名称などを特許庁に出願しておくのです。それが権利化されれば、まるっきり真似た製品などは作れないようになるという抑止力になるのです。
で、その手順ですが、
2.検索メニューの「商標検索」をクリック
3.「3.商標出願・登録情報」をクリック
4.検索画面が出てくるので、一番上の「商標(検索用)」の検索キーワードに、「メロンパンの皮」と入力して、「検索実行」ボタンをクリック
5.上側に「検索結果 2件」と出るので、「一覧表示」ボタンをクリック
6.該当する商標出願番号が表示されるので、それぞれをクリックすれば出願内容がわかります。
特許電子図書館は3/20にサービス終了し、「特許情報プラットフォーム」に移行しましたので、下記の方法で検索してみてください。
1.特許情報プラットフォームHPへ (簡易検索画面が出ます)
2.一番左の選択肢を 「商標を探す」 に設定
3.中央の窓に 「メロンパンの皮」 と入力
4.検索ボタンをクリック
5.「結果が2件」と出てきますので、「一覧表示」をクリック
すると、分かることは、
「メロンパンの皮 焼いちゃいました。」 というロゴ
「製品のパッケージ状態」
を出願しているのです。
(ただし、商標出願については詳しくないのでホントの所は微妙に違うのかもしれませんが)
ちなみに、「区分 30」というのは、「焼き菓子」に関する商標権なので、例えば、自動車の名前に「メロンパンの皮」なんて付けても大丈夫です。 付けないだろうけど(笑)

最初の写真を確認してみれば、
「メロンパンの皮」 という文言。
「丸くくりぬいた包装シート」。
という二つの要素がフジパン側にとっては不利な状況になっていたのではないかと思われます。
ひょっとすると、山﨑製パン側から何らかのアクションがあったのかもしれません。
その結果(かどうか分かりませんが)、
「メロンパンのクッキー」
「下側をくりぬいた包装シート」
という変更を余儀なくされたのではないかと。
いや、ホントの所は分かりませんよ。
でも、商標出願が正式に登録されてしまうと、色々とややこしいやりとりをメーカー間でしなければならなくなる恐れがあります。その事前回避かも。
何気ない日常の商品ですけど、ちょっとした変化を捉えてみると、なかなか面白いことが分かってきます。
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