2015.01.05

元日の大洗水族館へ

昨年、一昨年に続き、元日は大洗にある水族館へ。
何故かといえば、入場料金が半額になるから・・・。

さて。

館内を見て回ろうとしたら、いきなり、

20150101a

アシカの書き初めということで、「育毛」「責任」「美白」「婚約」「整腸」などという、およそ関係ないだろう単語が採り上げられていた。

初笑い、だ。

多くの人は、あまり気にしないで通り過ぎてしまっていたから、もったいないなぁなんて思ったよ。

水族館でいつも気になるのは、やっぱり「クラゲ」。
クラゲはいいな。癒やされる。

20150101b

中にはこういったピカピカ光るのもいる。
自分で発光しているのでは無く、照明の反射だそうで、その具合によって七色に変化しながら泳いでいるから、みんな立ち止まって見入っている。

あっしは、何度も何度も行き来しつつ、他の所を見てもまたここに戻ってきて暫く見たりしていて、多くの時間をこのくらい空間で費やしていた。

午後2時くらいに到着したので、アシカ・イルカショーは最終回を見る。

イルカが登場したときは、『なごり雪』を歌いながら出てきたのでとてもビックリした。(←嘘です)

やっぱり、ジャンプは見応えがありますね。

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20150101d


最後にこれを。

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(実際はこんなに早く変化はしていません(汗))

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2014.11.16

『手塚治虫の美女画展』 (GALLERY KAI) を観る

20141116a

吉祥寺駅から丸井の脇を通って5分も歩かないうちに井の頭公園に入る階段が見える。
その階段の手前左に、少し古風な建物が見える。
それが、今回の展示を行った GALLERY KAI

手塚治虫の美女画展、というタイトルであるが、エロ美女画である。

美女画全般であれば、先日購入した、『手塚治虫美女画集 Romanesque』なのだが、今回の展示はその中でもヌードをメインとしたもの。

20141116d

落ち着いた門をくぐって、入場料300円也を払うと、

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しおり(この日は『奇子』の奇子)とebook図書券540円がもらえた。(左は本展のフライヤー(葉書大))

さて、中庭を進むとすぐに土蔵があって、展示はその中。

20141116b

扉の外側からは撮影可なので一枚。

二人の美女が、こちらを見つめる。
おぉ!

土蔵の中は全部で17枚くらいの原画(複製も含む)がかかっており、少し薄暗い雰囲気とマッチしている。
2階に上がると、そこは奇子がメイン。
奇子の物語はココでは書かないが、暗く、木板で囲まれた中に浮かび上がる奇子の身体は、物語世界をそのまま現実に持ってきたような感じであった。

画集で見るのと、ここまでやって来て、主催者の意図通りの展示方法で観るのでは、これほどまでに違うのかという、当たり前のことを再認識した次第。


なお、今回行われたGALLERY KAIの名前には、GALLERYとKAIの間に変な文字のようなものがある。
20141116f
これは、吉祥寺の「吉」の甲骨文字なのだが、ひょっとして?と思い、受付のお姉さんに、

「このギャラリーのオーナーは白川静のファンなんでしょうか?」

と尋ねてみた。
お姉さんは分からないとおっしゃっていたので、じゃぁいいです、といって絵を見て回っていた。
でも、2階から降りて来た頃に先ほどのお姉さんが「先ほどの件、オーナーさんに確認しましたら・・・」といって、引き合わせてくれた。
どうもありがとうございました。

あっし 「これは、吉の字ですよね?」
オーナー「そうなんです」
あっし 「ひょっとして、白川静さんのファンなんでしょうか?」
オーナー「そうです。私は書や篆刻をやっているので、白川静さんの文字解釈を勉強しているんです。今までそこに気がついてくださった方はほとんどいませんでしたよ(笑)」

(後でGALLARY KAIのHPを見たら、説明が書いてあった)

なんて感じでお話させていただくことができました。
気さくなお人柄なようで、他にもKAIの本当の名前の由来なんかも教えていただきました。
本当にありがとうございました。

『手塚治虫の美女画展』
GALLERY KAI
2014/11/03-2014/11/09

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2014.11.11

先週のはなし

先週東京に出かけたところ。

1) 『手塚治虫の美女画展』 (吉祥寺 GALLERY KAI)

2) 『特別展 輝ける金と銀 -琳派から加山又造まで-』 (恵比寿 山種美術館)

3) 『こどもの発達と成長』 (弥生 東京大学医学部・医学部附属病院 健康と医学の博物館)

4) 『鋼の超絶技巧画報 髙荷義之展 / 生誕130年記念 再発見!竹久夢二の世界 【後期】ボヘミアン・夢二』 (弥生美術館 / 竹久夢二美術館)

記事化予定は未定です(汗)

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2014.11.03

第24回神保町ブックフェスティバル&第55回神田古本まつり

第24回神保町ブックフェスティバルは11/1~11/3であるが、初日は雨のため中止。
先日、神田古本まつりは少しだけ立ち寄ったけど、やはり雨のためじっくりと見ることができなかった。

ということで、2日の土曜日に再度神保町に行ってきた。

神保町交差点の広場
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すずらん通りをみる
20141103c


今回は、露店だけでなく、いつもは中まで入らない実店舗にも足を踏み入れてみた。
例えば、地誌、楽譜、宗教、古文書系など、あまり興味が無いところ。
そういう店にも一般書を置いていたり、あっしの興味のあるジャンルの本も混ざっていることがあるため。
実際、今後立ち寄ることがあるだろう店が何店もあった。

まぁ、逆に、カタイ文献の棚の裏にはエロエロな雑誌が並んでいたりする店も見つけてしまったが(笑)


幸い天候も晴天ではないが雨が降るほどの雲の厚みでもないので、安心して表通りとすずらん通りを2周りした。

いつも思うのだが、皆さん肩の入れ方とか、鞄のどかし方なんかがお上手で(笑)
1周目はよかったけど、2周目に入ったら、さすがに足にきた。
初日は雨のため中止になってしまったブックフェスティバルの露店は、いつも以上にお客が殺到しているような感じだった。


今回の収穫。
20141103a

細かく書くのは、今は面倒なので後に回すとして、元々こんなに買い込む予定じゃなかったのだ。
だから、あまり大きくないバックパックだけでやって来たこともあり、次々と渡される本入りの袋が重い重い。
途中で、クレヨンハウスのトートバッグを買ったんだけど、結局使うタイミングを逸したままだった。

日が暮れてきたので、離脱。
歩き回って暑くなったり、休憩して寒くなったりの繰り返しで、既に離脱時は頭が痛くなってきていた。

実家に立ち寄り、さらに我がアパートの部屋に戻るまで痛いまま。
ろくに眠れず、逆に今日の昼寝が長くなってしまった。

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2014.09.18

上村一夫 二つの 『一葉裏日誌』

前にも書きましたが、上村一夫の漫画を集めている。

1940年に生まれ、1986年に亡くなっているから、もう少しで没後30年になる。漫画家としての活躍は約20年間といったところか。『昭和の絵師』 といわれる流麗な画風は、未だに無二のものと確信している。

漫画家として現役の頃から長い時間が経っているので、作品が単行本等になると時期によっていろいろな装幀になったり、文庫版として登場したりと、さまざまな形態をとるものがある。

そんな作品の一つが、今回取り上げる 『一葉裏日誌』。

20140918a

写真はともに小学館から出ている(出ていた)もので、左は現在も入手可能な文庫版で、右は絶版となっているA5版の箱入り装幀版。

それぞれページ数は、346と168。

なんと、文庫版の方がページ数が多い。

何故かというと、収録されている作品が異なっているのである。タイトルとなっている 「一葉裏日誌」 はもちろん同じ内容が収録されているが、合わせて 「うたまる」 という作品もどちらにも収録されている。

そこまでは同じ。

目次を含む見開きを比較してみると。

A5版
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文庫版
20140918c

となっており(見にくくてすいません)

A5版では、「一葉裏日誌」(全3話) の第1話 「たけくらべの頃」 が4ページのフルカラー、4ページの2色カラーになっていて、巻末には解説(福田義也)、作品リスト、エッセイ(久世光彦・高信太郎・佐藤敏章)がある。

文庫版では、すべてモノクロ、巻末には娘の上村汀さんのエッセイが代わりに掲載されている。さらに大きな違いは、

「帯の男」 (全6話)

という作品が載っていることである。

実は、この作品は他の単行本や文庫化されたものには(おそらく)入っておらず、読むことができるのはこの文庫版だけなのだ。

この作品は、ビッグコミックの増刊号に不定期に掲載されたもので、和服の着付けで帯を締めるだけの役を務める初老の男が主人公で、とっても渋い内容。上村一夫がこういう作品を描いたら、たぶん右に出る人はいないのではないかと思うほど。

装幀ではA5版の方が所有欲を満たすというか、重みを感じるというか。
(ビニールカバーが掛かっていて、見返しの鮮やかなピンク色、上村一夫の顔写真、薄く漉いた和紙を挟んで扉絵になるという豪華な造り、なのだ)

でも、内容を考えると文庫版だし。

こういうパターンがあるから、既に持っているタイトルの本であっても判型が違ったりすると内容も異なることがあって、なかなか買う買わないの判断が難しいのである。

実は、他にもそういうパターンがあるのであるが、いずれまた。


『一葉裏日誌』
A5版単行本: 1986年5月 初版発行
文庫版: 1996年9月 初版発行

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2014.09.06

上村一夫 『同棲時代と僕』 の不思議

相当前から上村一夫の漫画を集めている。

なんといっても、あっしにとっては「目力」にイチコロ、というわけである。

その上村一夫が著した唯一(?)のエッセイ集である『同棲時代と僕』。

Webで調べてもプレミア価格がついているし、なかなか現物を確認することが出来なかったけど、いつも行く古書店のレジ近くにひっそりと置かれていたじゃあ~りませんか。そのまま値段も確認せずに買ってしまった。やっぱりプレミア価格だったが・・・(笑)

20140906a

表紙は『同棲時代』の今日子。
流れる涙が途中で赤くなるという、物語の悲劇性を暗示している。

それはそれとして。

読み始めたら、なんだかおかしい。
『同棲時代と僕』というタイトルは、この本のタイトルであると同時に、冒頭を飾るエッセイなのであるが。

このエッセイ、話がうまくつながっていない?

どうやら、文章のつながりが変になっているみたいなので、ちょっと解析してみました。


以下、問題となる12〜13ページの直前の文章を引用します。
------------------------------------
 「愛の狩人」を同棲時代の陽の原因であるとすると、陰の原因としてA君のことを上げなくてはなるまい。
 私は漫画の世界に入りたての頃、漫画家とは一体どんな人種であろうと興味を持って、多数の漫画家と会った。 (11ページ終わり)
------------------------------------
この後の12〜13ページがこれ。
20140906b

(見えない方は、少し拡大したこちらをご覧ください)

そのまま読むと、12ページに入っていきなり上村一夫はA君の部屋に入っている。
中盤にさしかかると、

「・・・。女性も、カスリを着せておいたらピ(改行)不思議な事に、漫画家は阿佐ヵ谷に多く、・・・」

なんだ、この「ピ」というのは。

さらに読み進めると、

「・・・。私は初めて男が男に対して「優しい」というのを聞き、彼に興味を持った。
ある日、また二人で飲んでいると、酔った私の頬に突然、平手打ちが飛んできた。・・・~~~。
・・・。私は不思議な人だと一層の興味を持ち、いたたまれず彼の下宿を訪ねることにした。 (12ページ終わり)」

まぁここまでは一括りの描写であろうと思われる。
この本全体にいえることであるが、文章のかたまりの最初を示す「一字下げ」があったり無かったりする。だけど、11ページから13ページにわたる混乱からすれば、かわいいモノだ(笑)

さて、13ページの冒頭部分。

「ッタリするような感じの女で、何も言わず影のようにA君のそばによりそっている。・・・」

ということで、12〜13ページのつながりは、

「いたたまれず彼の下宿を訪ねることにした。ッタリとするような感じの女で、・・・」

となるわけ。
なんだ「ッタリ」って。

もうおわかりでしょう。
というか、画像にA、B、Cと入れておきましたが、12〜13ページは、

A→B→C

のブロックで読まなければならないのです。

つまり、

  多数の漫画家と会った        (11ページ終わり)
   ↓
(A)不思議な事に、漫画家は阿佐ヵ谷に多く、・・・
   ↓
  彼の下宿を訪ねることにした。    (Aブロック終わり)
   ↓
(B)部屋に入ると、かわいい女性が一人いた。~~~。女性も、昔のカスリを着せておいたらピ    (Bブロック終わり)
   ↓
(C)ッタリするような感じの女で、・・・      (13ページ冒頭)

という流で読むのが正しいのです。
なんでこんなコトになったのか分かりませんが、編集とか校正の仕事についてはよく分からないのですけど、締め切りの関係で抜けてしまったんでしょうかねぇ。

奥付は、
20140906d
初版から第2版まで2日だけですね。こういうもんなのでしょうか。
年末だったからなのかなぁ。

ちなみに、
「落丁本・乱丁本は本社でお取替えいたします」
と奥付に書かれていますが、そのどちらでもないので、交換できないでしょうね。
第3版以降が発行されたか分かりませんが、この部分は修正されたのでしょうか。

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2014.08.29

『村岡花子と「赤毛のアン」の世界展 ~本を道しるべに、少女たちのために~』 (弥生美術館) を観る

20140829a

好きな美術館を選べば、トップ3には入る弥生美術館ではあるが、今までこんなに混雑していることは(あっしがここに通い始めてから)なかった。

さすが、朝ドラ『花子とアン』。NHK(笑)

あっしは、今まで朝ドラというものを視たことがない。だから、今回の企画展において、どのような展示になるのか興味があった。

なにしろ、弥生美術館の展示テーマは主に挿絵であって、人物そのものに焦点を当てている企画を観たことが(あっしは)なかったからだ。

村岡花子は『赤毛のアン』シリーズの翻訳者として知られている…、ようである。というのは、あっしはこの人を知らなかったからだ。『赤毛のアン』シリーズがあることは知っている。昔、TVで名作アニメの放映時間の中にあったことも知っている。(確か、1、2回は視たかもしれないが、アンのしゃべり方があっしには気恥ずかしくて、視るのをやめてしまった覚えがある。本も女の子向けだと思っていたから読んでいなかった)

で、朝ドラはドラマであって、多分途中まで『赤毛のアン』の「ア」の字も出てこないだろうし、要するに、翻訳者の翻訳作品紹介番組ではないわけ。

何が言いたいかというと、展示物(特に1階フロアの)は村岡花子の人生を紹介しているということ。もちろん、翻訳した本も展示されていますが、それは挿絵ではなく、書影だったり開いたページであったり。

いつもなら、注目する画家による挿絵原画だったり、雑誌の表紙絵だったりと、あっしの脳味噌にはわりかし素直に入ってくる。その人の人生は、いわば、おまけ的な簡易な紹介の場合が多く、絵の鑑賞を妨げることは少ない、と思っている。

ところが、今回はそれが逆になっていて、面食らってしまった、というのが本音なんです。

多分、朝ドラを視ている人はものすごく楽しく鑑賞できたのではないかなぁ。
それが証拠に、年配(特に女性)のグループで鑑賞している方々は、
「これ、あれじゃない?」
「あぁ、そうそう。あの場面で…」
なんて会話があちこちで。

2階フロアには、『赤毛のアン』の舞台であるグリーンゲイブルズの風景や、アンの住む家、アンの部屋などのイラストが飾られていたけど、1階に比べれば人口密度が低かった(笑)

やはり、ドラマをなぞっている部分の方が楽しいのかなぁ。


正直、今回はあっしの勉強不足を強く感じたわけで…。
(いつも勉強不足ではあるのですが(爆))


ミュージアムショップでいつものように、弥生美術館の学芸員が参画している「らんぷの本」を購入して退出。(あ、竹久夢二美術館も勿論観ましたよ)

その何日か後、孫の村岡理恵著『アンのゆりかご』という本を買ってみた。
が、まだ読んでない。

もしも、今回の企画展期日までに読み終わったら、もう一度弥生美術館に行くかもしれないなぁ(汗)
そしてこう言うのだ。
「あぁ、これがあの場面の…」
と。 (果たして間に合うか(笑))


『村岡花子と「赤毛のアン」の世界展』 ~本を道しるべに、少女たちのために~
弥生美術館
2014/7/4~2014/9/28

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2013.12.12

『特別展 鉄腕アトム放送50周年記念 アトムが飛んだ日』 (練馬区立石神井公園ふるさと文化館) を観る

20131212a

あぁ、迷った迷った。
道に迷った(笑)

いつも、初めて行く場所であっても、自宅を出るときに大雑把に地図を確認して、最寄り駅からはほぼ記憶を頼りに歩くのを常としている。だけどこの日は、石神井公園駅を降りた途端、方向をそれてしまった。

本来ならば、駅からすぐに石神井公園の池にぶつかるはずだったんだけど、歩けども歩けども水の姿が見えない。途中で川を渡るも、一向に。

ふと気がつくと、環八への案内看板が。

こりゃダメだと、来た道を引き返し、そろそろ駅が見えてきそうだというところで左側を見ると公園らしき木立が…。

あはははは。
こんな事もあるよね。

この日は、やたらと冷たい風が吹いていた日で、途中で鼻をやられてしまいました。池の畔を歩いているときにくしゃみ鼻水で。

ようやく石神井公園ふるさと文化館に到着すると、建物の中の何と暖かいコトよ。余計に鼻水が出てしまう。

さてさて。

この特別展の展示スペースは2階にあって、あまり広くはない。
アニメ「鉄腕アトム」が放送されてから50周年、ということは、あっしの生まれる前のこと。最初の展示物は、そのアニメの1回目のビデオだった(と思う。というのはモニタ前の椅子がうまっていたので見なかったのだ)。

その他といえば、もう記憶が定かではないが、手塚治虫とアニメの時系列的なパネルだったり、原稿だったり、手回しアニメ機械だったり、アトムの視聴率経過表だったり、「ある街角の物語」だったりと、けっこうな点数だったような。

見て回っている最中にも、流れ出す鼻水をティッシュやハンカチで拭きながらだったので、アトムじゃなくて集中力が飛んでいってしまっていたなぁ(笑)


あまり大規模とは言えない特別展だったのだが、50ページ近くのハードカバー図録が作られていて驚いた。

驚いたのは驚いたのだが、この図録を買ったときに、係の人にお金を払おうとした瞬間に鼻水がドバッと出たのには、これまた驚いた(爆)

『特別展 鉄腕アトム放送50周年記念 アトムが飛んだ日』
練馬区立石神井公園ふるさと文化館
2013/01/19~2013/03/24

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2013.05.25

『禅画に込められたメッセージ 白隠展』 (bunkamura ザ・ミュージアム)を観る

すっかり空いてしまいましたが…。

書店の芸術関係のコーナーに立ち寄ると、近々開催される大型の美術企画展を題材とした雑誌などが並んでいることがある。この白隠もそういう雑誌が並んだモノのひとつ。

なにしろ、表紙だけを見ても惹き付けられるというか、エネルギーが湧き出ているのを感じるというのか、まぁそういったことに気がつくのである。

今回は、別冊太陽の表紙
異形なのに、どこか柔和な印象が漂う。
なんなんでしょうかね。
これは。

初めてbunkamuraに行ったときは道に迷ってしまったけど(笑)、もう迷わんよ。
人の多さだけは毎回参ってしまうけど。

白隠の描く絵は、禅画と呼ばれる。
いわゆる達磨絵はその範疇であるから、事前の知識が無ければ、ああいう感じの墨絵がたくさんあるのかと思うかもしれない。
だが、そういう期待というか、先入観は九分通り裏切られる。
それも衝撃的な裏切られかただ。

20130525a

写真は、東急百貨店のショウウィンドウに飾られていたもの。
展示作の傾向の一端が窺える。

人間は、正しいということが分かっていても、そこに至る過程が厳しいモノであることを知っていると、たどり着くことが難しい。
叱咤激励することが導くことの最善の方法であるとは限らない。

白隠は多分そういった人間の弱い部分を十分に知った上で、独自の禅画の世界を作り上げたのだろう。

難しいことよりは面白いこと。
詰まらないことよりは笑えること。
誰でも分かっていることを、当たり前のこととして。

その上で、より良い生き方をするための方法を提示するのは、逆に難しいことなのだろうけど。

『禅画に込められたメッセージ 白隠展』
bunkamura ザ・ミュージアム
2012/12/22-2013/02/24

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2013.01.28

『会田誠展 天才でごめんなさい』 (森美術館) を観る

2013012806

2012年の12月某日。

何か面白そうな美術展や博物系展示がないかと、首都圏の美術館や博物館のHPをせっせとブックマークしている。
もちろん、ちょっと趣味の違う分野なんかは除外しているのだが。

そんな中。

ある日見つけたのがこれ。

『会田誠展 天才でごめんなさい』

なんと不敵な(笑)

一見、アニメ調の美少女たちがわらわらと滝をバックに。
なんだこれ。

あっしがこのHPを見つけた頃は、あまり詳しい情報がのっておらず、それでも何かしら妖しい雰囲気が漂っていた。


会田誠という人を全然知らなかったが、実際にこの場所で作品を観て、天才だ! とは言わないけど、異才であることは確かだと思う。偉そうにあっしが言うのもナンだけど(笑)

エロ、グロ、センス。

多分、この3つの単語で網羅されてしまう。
昔であれば、ナンセンス、というのだろうけど、それを通り過ぎて一回り半してしまっている感じ。
分かっていて、それを実際に表現してしまう。

アニメ調の美少女群も、これらの単語を忍ばせる格好の題材であるのだろう。

実際、会場の冒頭に現れる『切腹女子高生』という作品は、全体がラメで光る中、刀を持つルーズソックスの女子高生と周りで倒れている女子高生がいるのだが、倒れている女子高生はハラワタを飛び出させていたり、首だけになっていたり、腹に刀を刺していたり、とまぁ、なんと言いますか状態。

グロいのにそれを感じにくくする、というのか、女子高生の眩しさで死の暗闇を覆っているというか。

あるいは『ジューサーミキサー』という作品は、ジューサーミキサーの中に充填されている裸の美少女たち。
底の方の美少女は、既に刃で切り刻まれていて赤く染まっている。上の方の美少女は、それを知ってか知らずか無表情。

これまた、エロを前面に押し出していてグロと死を直接的には感じさせないようなことを意図しているような。
まぁ、解釈は色々あるだろうけど。


会場の途中には「戦争画RETURNS」シリーズの部屋がある。
ここで観るべきは、もちろん戦争を、その時代を、あるいは雰囲気を感じさせる作品だとは思うが、それだけを観るのでは不十分なんだろう。

ナニが言いたいのかというと、それらの作品が「ビールケース」の上に置かれているところに作者の意図がある、と思うのだ。

戦争という愚かな行動の土台には、蹴飛ばせばすぐに向こうに行ってしまいそうな、壊れそうな、不安定なものが隠されている、といったことを暗示しているのではないか。
偉そうな思想の上で行う愚行は、ほとんどナニもない空疎な土台しかない、ということを。


かといえば、こんな作品もある。

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス作家/作品名:会田 誠《考えない人》
この 写真 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

実は、この展示で唯一カメラ撮影可能な作品。
『考えない人』

おにぎり頭、半眼、緑のカラダ、金色の糞。

2013012803
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス作家/作品名:会田 誠《考えない人》
この 写真 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

なぜ糞かというと、肛門から吹き出ているからだ(笑)

このポーズで相当長い時間いるという設定らしく、下の方から草も生えている。


他にも、『日本語』という作品。
これは、巻物に流暢なひらがなや行書っぽい字が書かれているのだが、一見すると平安時代のものを模した感じ。しかし、内容をよくよく読んでみると、実に下らないことが書いてある。
あっしはこのことに気がついたとき、吹き出してしまって、近くにいた人に睨まれてしまった。
だけど、その人はなぜあっしが吹き出したか分かっていないようで、それはつまりその作品の表面だけを見ていたんだと思う。


大きな展示スペースには大作がいくつか。(先に書いた『ジューサーミキサー』もそのひとつ)
やはり、エログロセンスの塊。
あるいは、死の匂いを隠蔽しているとでもいえるもの。
言葉だけでは分からないだろうなぁ、と思いますよ。


会場の最後近くには、なんと「18禁部屋」があります(笑)

あっしが一般の美術館博物館で18禁部屋に出会うのは2回目だ。(1回目はこちら)

なるほど、こりゃお子様には見せられないなぁ、という作品ばかり。
エログロセンス。
だけど、面白いんだよね。
センスが。


センスと言えば、これ。

2013012807

これは全くのオリジナル、ということではなく、この作品にインスパイアされたものらしい。
実は、この前に行った国立近代美術館で観たばかりだったのだ。


とまぁ、ほんの一部ではあるが、それ以外の作品も、何かしら一言挟みたくなるようなモノばかり。

なお、あっしが観覧したときには、音声ガイドが無料だった。

2013012804

会田誠本人の、あまり元気そうでないしゃべりを聴けるチャンスです(笑)
作品の意図も、ホントかどうか分からないけど語っています。

結論としては…、超オススメです!
観るべし。

『会田誠展 天才でごめんなさい』
森美術館
~2013/03/31

2013012805

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